Tanimoto Takahiroのトレーナーnote

私自身の野球現場での活動(治療、トレーニング、コンディショニング)についてや、トレーナー活動を続けるために大事だと思ったこと、嬉しかったことや苦労したことなど普段の気づきをブログにしています!

球速に必要な動作の要素 〜150km台の投手と130km台の投手での動作の違い〜

 

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今回は球速が150km台の投手と130km台の投手との動作の違いと、トレーニングについて説明していきます!!

 

 

球速の速い選手には特徴があります!!

どういった特徴があるのか?

 

ステップ期に着目して伝えていきたいと思います。

 

 

まず速い球を投げるために必要なこの時期のポイントは

 

①肩-体幹の位置

②股関節-膝関節の動き方

にあります!!

 

それぞれ説明していきます。

 

 

①肩-体幹の位置

 

150㎞以上投げる選手は

ステップ脚が接地した時点で

『両肩が2塁ベース方向に回転している=身体の開きを抑えられている』

状態にある!

 

よく言われる身体の開きですが、障害予防の面だけでなく、パフォーマンスの面でも重要なポイントになります!!

 

 

②股関節-膝関節の動き方

 

ここでの動作での特徴として、

150㎞台の選手は

『ステップしていく局面で軸足がつま先方向(3塁側)にあまり出ていない』

130㎞台の選手は

『ステップしていく局面で軸足がつま先より前に出てしまっている』

状態にあります。

 

つまり言い換えると

150㎞台の選手は

『ステップしていく局面において膝の伸展よりも股関節の外転動作を使えている』

130㎞台の選手は

『ステップしていく局面で股関節の外転よりも膝の伸展を優位に使っている』

ということになります。

 

 

以上がステップ期での球速の速い投手の特徴になります。

球速upを目指す選手は一度動作を確認してみてください!!

 

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