Tanimoto Takahiroのトレーナーnote

私自身の野球現場での活動(治療、トレーニング、コンディショニング)についてや、トレーナー活動を続けるために大事だと思ったこと、嬉しかったことや苦労したことなど普段の気づきをブログにしています!

腱板損傷 〜有痛性と無痛性では筋肉の活動が違う〜

 

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今回は、

腱板損傷での肩甲骨の動き、筋の活動の違いに着目し説明していきたいと思います!

 

皆さんも肩の動きを見る際、

肩甲骨の上方回旋の動きの変化を見ることは多いかと思います!

 

 

よく問題として上がってくるポイントでもあり、

肩の動きの異常が見られやすい部分でもあると思います。

 

多いものとして、

・上方回旋のタイミングが早い

・過剰に上方回旋が起きる

 

といったものがあります。

 

こういった骨の動きの変化を引き起こすものが筋肉であり、

筋の動きは肩の状態により変化していくことが多いです。

 

 

今回のテーマでもある

腱板損傷には症状として、

痛みを伴うものと

痛みを伴わないものがあり、

 

・痛みが強い人

・痛みはないけど肩が挙がらない人

など

 

それぞれの人によって症状に違いがあります!

 

こういった場合、

痛みの症状の違いのみだけではなく、

動作特性の違いも見られてきます。

 

 

 

実際に

無痛性と有痛性の活動の違いとして、

 

・無痛性の方が上方回旋が大きい

・有痛性では肩甲挙筋の活動が増加する

 

といったことがあります。

 

有痛性においても健常者と比較すると

上方回旋は大きくなりますが、無痛性と比較すると小さい傾向があります。

これは下方回旋の作用を持つ肩甲挙筋の過活動が影響してきます。

 

 

したがって、

腱板損傷に対する治療を考えるうえで、

有痛性・無痛性の違いのみではなく、

筋活動、肩甲骨運動の違いにも着目し評価・アプローチをしていく必要があります。

 

 

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