Tanimoto Takahiroのトレーナーnote

私自身の野球現場での活動(治療、トレーニング、コンディショニング)についてや、トレーナー活動を続けるために大事だと思ったこと、嬉しかったことや苦労したことなど普段の気づきをブログにしています!

募集開始!!!

テーマ

NEXT GENERATION

 

組織を作った理由

現在、オンライン・オフラインなどで積極的に行動し、インプット・アプトプットを継続している方が非常に多くなってきています。

特に最近では、学生や新人の頃から積極的に行動している人が非常に多くなってきています。

そんな中、聞かれることの多い意見として、

・勤務先での新人教育に物足りなさを感じる

・治療、トレーニングをするうえで基本的な内容を勉強したいけど近くで勉強できる場所、人が集まる場が少ない

・基礎的な内容のみならず、実際に現場で活動している人の経験を踏まえた話が聞きたい

・教育がしっかりしている場所に就職したい

などなど、現場での育成についてが多いです。

今回、自分の臨床、現場で必要な基礎的な能力を身に付けることを目的としたグループを作りました。

・初めての臨床、現場で実際にうまく治療、トレーニングが出来るか不安

・基本的な内容をまず知りたい

・他の病院、現場の人たちの考えが知りたい

と思う方にはぜひ参加していただきたいと思います。

各勉強会のみならず参加者、講師との交流もできる場にしていきます!!

 

内容・カリキュラム

 

2月22日土曜 全身アプローチ ~木を見て森を見ずにならないために~

痛みや不調を抱えている人は大小さまざまな問題点が絡み合っています。

局所の筋力低下があっても主訴となっている問題には関係が少ないこともあります。

時間が限られている中ではより優先度の高いものからアプローチしていくことが必要となります。

今回は、局所を深く評価していく前のまず全体像を評価する方法をお伝えしていただきます。

1.問診の取り方(選手、患者さんの状態をより理解するために聞くべきこと)

2.どこ由来の症状かの判別(組織自体の問題か?メカニカルストレスによるものか?トリガーポイント?関節?)

3.全身スクリーニングチェックの仕方

4.姿勢・重心の見方

5.先天的構造の判断(前捻股など)

6.生活様式、生活の中での動作、普段のトレーニングなどの影響

7.動作で見るべきポイント(重心移動を妨げる問題があるか)

8.重心移動に必要な体幹エクササイズ

 

3月28日土曜 肩関節疾患に対する評価・アプローチ(仮)

1.肩関節の運動の特徴

2.上腕骨の動きを理解する

3.肩甲骨の動きを理解する

4.胸郭の動きを理解する

5.骨盤の動きを理解する

6.肩の評価の流れ

7.肩甲上腕関節の評価

8.肩甲上腕関節の求心位化に対するアプローチ

9.肩甲骨アライメント修正へのアプローチ

 

4月25日

股関節疾患に対する動作評価・運動療法(FAI、グロインペイン、OA)

~Movement systemを主体に~

1.股関節構造

2.筋の特徴

3.疼痛評価

4.動作評価

5.運動療法

6.ADL動作指導

7.Self exercese指導

 

【5月以降の以降のテーマ】

 

腰痛に対する評価・アプローチ

変形性膝関節症への評価・アプローチ

人工関節(THA・TKA)に対する評価・アプローチ

ACL・半月板損傷への評価・アプローチ

下腿疾患(シンスプリント、脛骨疲労骨折)への評価・アプローチ

治療家・トレーナーとしての今後の働き方

足関節捻挫の評価・アプローチ

投球障害へのアプローチ

サッカーに必要なアジリティ・クイックネストレーニン

コリジョンスポーツへの対応

*各テーマは実技中心に実施していく予定です! 基礎的な座学は事前に資料を送らせていただきます。

 

対象

学生・資格取得から1~3年目

 

定員

20名

 

金額

月額6000円(単発受講の場合は1回6500円)

月額での通年受講の方は、講義動画を残したオンライングループへの招待。講師からのフィードバック有

 

場所

リム福山(*会場は変動があることがあります)

初回セミナーは2月22日土曜18:30~21:30、会場はリム福山7階セミナールームを予定しています

 

 

テーピング固定による影響に注意!!

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スポーツにおいて、

テーピング固定をする場面をよく見ることがあるかと思います!

 

野球、サッカー、バスケなどテーピングやバンテージを巻いてプレーをしている選手も多いです!

 

多くの場所に用いられるテーピングですが、

中でも

足の捻挫に対して行うことが非常に多いかと思います!

 

私自身も病院や現場で足関節に対して固定のテーピングを行うことがよくあります!

 

 

テーピングを巻くことにより

・関節の安定

・疼痛の軽減

・怪我の予防

・選手のプレーに対する安心感up

など、

様々な良い影響もあります!

 

しかし、

ここで気をつけていかなければいけないこととして、

テーピング使用による悪影響の考慮です!

 

 

テーピングがとても良い道具であることは間違いないかとは思いますが、

巻き続けることによる影響を無視するわけにはいきません!!

 

 

前置きが長くなりましたが、

今回は

・テーピングによる悪影響

・テーピング固定後に行うべきこと

について説明していきます!!

 

 

1.テーピング固定による悪影響

 

まずさっそく、テーピングにより生じてくるものを以下にあげます!!

 

・拘縮

緩いからといって固定し続けることによる影響

 

・固有感覚受容器の低下

テーピングで保護された状態に慣れすぎてしまうことによる影響

 

・血流、感覚障害

筋肉の余分な締め付けによる影響

 

・足の内在筋の低下(足の固定の場合)

身体の支持をテーピングに頼ってしまうことによる影響

 

があります!

 

 

こういった悪影響から、

身体機能の低下や

怪我の誘発に

繋がってくることがあります!!

 

では、どうすれば良いのか以下に説明していきます!

 

2.固定後のケアをする

 

固定後に必要なことは

『足を最初の状態にリセットすること』

です!!

 

どんなことをすれば良いのか?

足を例にメニューをあげていきます!

 

・足趾を握って開いて

自動運動で固定中使っていなかった部位を動かす

 

・テニスボールなどで足底をほぐす

固定で硬くなった筋肉をほぐすことと

足底の皮膚からの感覚入力を目的に行う

 

というような形で

ケアとして足部をしっかり元の状態に戻してあげる必要があります!

 

 

ケアだけでなく、

普段からテーピングが必要ないレベルまで

組織や機能の回復

身体機能up

感覚up

などに向けた取り組みを継続して行っていく必要があります!!

 

 

 

 

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スピードに眼を慣らす!!

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前回も眼について書かせていただきましたが、

今回は

『眼を慣らす』

ということをテーマに説明していきたいと思います!!

 

 

 

野球では言うまでもなく

攻撃の中で、

ボールを見て打つというプレーがあります!

 

この際、ボールを打つためには身体機能、技術だけでなく眼でしっかりボールを追えるということも大切です!!

 

いくら技術が優れていても眼でボールを追えなければタイミングをうまく掴むことが出来ず、思うような打撃が出来ないこともあります!

 

 

特に最近では、

150kmを投げる投手が増え、かなりのスピードボールを試合で目にすることも多くなってきて

おり、スピードボールに眼がついていかないということもあると思います!

 

 

こういったスピードボールに対応するために、

まず眼が球速に慣れるということが必要になります!!

 

 

よく試合中や試合の解説などでも

『まだ速球に眼が追いついてない』

『2巡目に入ってボールに慣れてきた』

といったことをよく耳にすると思います。

 

 

特に、

・普段スピードボールを見る機会が少ない選手

・頻繁に試合がなく、練習中の打撃練習のみになることが多い選手

では、いざ球速の速い投手と対戦した際、慣れるまでに時間がかかってしまいます!

 

結果、

眼が慣れるのに時間がかかり、相手投手の攻略に苦労したり、思うように点が入らなかったりといったことも起こってきます!!

 

 

 

以上のことからも

なるべく早いうちから対応していくためにも

『眼を慣らす』といった準備をしていく必要があると考えています!!

 

 

では、どうやって眼をスピードに慣らせばいいのか?

 

以下に方法を記載します!!

 

1.両手の指を一本肩幅程度に広げる

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2.首をなるべく動かさずに両目で交互に左右の指を見る

*この時出来る限り早く左右の切り替えを行う

 

といった方法で、

眼をスピードに慣らすための準備を

行なっていきます!!

 

日々のルーティーンや試合前のアップでも試してみてください!!

 

 

 

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眼のコンディショニング

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野球において眼のコンディションは重要な要素の1つです!

 

打つ時

打球を追う時

ランナーを見る時

周りの状況を確認する時

など、

 

多くの場面で眼で見たり観察したりといった能力が必要になります!

 

 

普段あまり意識していることの少ない眼ですが、競技において必要不可欠な能力の一つでもあります。

 

 

今回は眼の能力が落ちることでの影響や

コンディショニングを維持するための対応について説明していきます。

 

 

 

 野球に限らずスポーツにおいて、

身体や精神面のみならず眼も疲労や異常が生じてきます。

 

眼球運動の偏りや動きの制限により

パフォーマンスにも影響を及ぼします!

 

 

眼球運動の異常で生じてくるものは、

・眼球の上方視制限

です。

 

 

以下に説明していきます。

 

◆眼球の上方視制限

 

これに関しては、

スポーツ現場よりも日常生活で起こってくることが多いです。

 

私たちの生活では下を見ることが非常に多いです。

スマホの操作や読書、パソコンなど

下をみて作業する習慣が多く、

上に向くための眼の機能や動きに制限をかけてきます。

 

この動きに制限がかかることによる影響として、

上に向く動きの制限の代償として頸部の後屈を使う

下顎を下方にずらす

脊椎アライメントの変化、下顎の咬合運動制限

体幹の安定性・筋出力の低下

頸部の後屈ストレスの増大

頸椎の回旋・側屈制限

 

というように頸部の問題、視野の問題などのみならず

多くの動きに影響を引き起こしてきます。

 

 

これを防ぐためのコンディショニング方法として

『顔を動かさず眼球のみで大きく上方へ左右両方向へ回線させる』

運動を行います。

 

これにより上方視制限を改善し、

代償による悪影響を軽減し、

パフォーマンスを発揮するために眼の機能を維持していく必要があります!!

 

以上スポーツに必要な眼の機能について説明させていただきました。

 

 

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腱板損傷 〜有痛性と無痛性では筋肉の活動が違う〜

 

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今回は、

腱板損傷での肩甲骨の動き、筋の活動の違いに着目し説明していきたいと思います!

 

皆さんも肩の動きを見る際、

肩甲骨の上方回旋の動きの変化を見ることは多いかと思います!

 

 

よく問題として上がってくるポイントでもあり、

肩の動きの異常が見られやすい部分でもあると思います。

 

多いものとして、

・上方回旋のタイミングが早い

・過剰に上方回旋が起きる

 

といったものがあります。

 

こういった骨の動きの変化を引き起こすものが筋肉であり、

筋の動きは肩の状態により変化していくことが多いです。

 

 

今回のテーマでもある

腱板損傷には症状として、

痛みを伴うものと

痛みを伴わないものがあり、

 

・痛みが強い人

・痛みはないけど肩が挙がらない人

など

 

それぞれの人によって症状に違いがあります!

 

こういった場合、

痛みの症状の違いのみだけではなく、

動作特性の違いも見られてきます。

 

 

 

実際に

無痛性と有痛性の活動の違いとして、

 

・無痛性の方が上方回旋が大きい

・有痛性では肩甲挙筋の活動が増加する

 

といったことがあります。

 

有痛性においても健常者と比較すると

上方回旋は大きくなりますが、無痛性と比較すると小さい傾向があります。

これは下方回旋の作用を持つ肩甲挙筋の過活動が影響してきます。

 

 

したがって、

腱板損傷に対する治療を考えるうえで、

有痛性・無痛性の違いのみではなく、

筋活動、肩甲骨運動の違いにも着目し評価・アプローチをしていく必要があります。

 

 

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球速に必要な動作の要素 〜150km台の投手と130km台の投手での動作の違い〜

 

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今回は球速が150km台の投手と130km台の投手との動作の違いと、トレーニングについて説明していきます!!

 

 

球速の速い選手には特徴があります!!

どういった特徴があるのか?

 

ステップ期に着目して伝えていきたいと思います。

 

 

まず速い球を投げるために必要なこの時期のポイントは

 

①肩-体幹の位置

②股関節-膝関節の動き方

にあります!!

 

それぞれ説明していきます。

 

 

①肩-体幹の位置

 

150㎞以上投げる選手は

ステップ脚が接地した時点で

『両肩が2塁ベース方向に回転している=身体の開きを抑えられている』

状態にある!

 

よく言われる身体の開きですが、障害予防の面だけでなく、パフォーマンスの面でも重要なポイントになります!!

 

 

②股関節-膝関節の動き方

 

ここでの動作での特徴として、

150㎞台の選手は

『ステップしていく局面で軸足がつま先方向(3塁側)にあまり出ていない』

130㎞台の選手は

『ステップしていく局面で軸足がつま先より前に出てしまっている』

状態にあります。

 

つまり言い換えると

150㎞台の選手は

『ステップしていく局面において膝の伸展よりも股関節の外転動作を使えている』

130㎞台の選手は

『ステップしていく局面で股関節の外転よりも膝の伸展を優位に使っている』

ということになります。

 

 

以上がステップ期での球速の速い投手の特徴になります。

球速upを目指す選手は一度動作を確認してみてください!!

 

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投球中の注意点!! 関節が緩い選手は山なりのボールに注意!!

 

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今回は肩の機能と投球での注意点について説明していきます!!

 

 

 

 

怪我をした後は段階的に投球を行っていくことが多いと思います。

 

そこで、身体の機能が改善したら大丈夫というわけではなく、投球開始して以降の投球の進め方にも注意をしなければいけません。

 

今回は、肩の機能の特徴によってどのような事に気を付けて投球を進めていく必要があるのかについて説明していきます。

 

肩の機能で注意する必要がある特徴として重要なのが

 

『肩の緩み』 です!!

 

肩の緩みがある選手は投球の方法によっては症状が悪化しやすることがあります!!

 

 

 

まずキャッチボールの方法による身体への影響について説明します。

①緩い山なりのキャッチボール・ピッチング後のダウンキャッチボール

 特徴:山なりの緩い球で柔軟性が高まりやすい

    ピッチングで硬くなった身体を緩めるために用いることが多い

 

②短い距離で強度の強いキャッチボール

 特徴:強く身体を使うため関節の締まりが出てくる

 

 

これらの特徴を考えると、

もともと肩の緩い選手が山なりでキャッチボールばかりをしていた際、

さらに関節の緩みが出やすい!!

 

さらにこの緩みが継続されると投球の負荷をなかなか挙げていけなかったり、強い球を急に投げた時に痛みが出るといった影響も考えられます!!

 

以上のことからも、

肩の緩い選手の場合は山なりのキャッチボールのみならず、短い距離で強い球を投げ関節を絞める方法を組み合わせていく必要があると考えています!!

 

 

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デスクワーク疲労に対する対症療法とは?

 

こんばんわ!

 

 

今回はデスクワークによる疲れ

【座り疲労に対して出来る対症療法を紹介していきます!

 

私は主に社会人のスポーツ選手、学生のスポーツ選手を見ることが多いですが、社会人で昼間仕事をしている人はデスクワークによる疲労、学生では1日の授業での疲労や症状を聞くことが多いです!!

 

 

症状としては

『腰が痛い』

『肩がだるい』

『足が重い』

といったものが多いです!

 

これらは急性的に生じるのではなく、慢性的に生じてきます!

 

ちなみに、日本人の座っている時間は世界でもトップクラスです!

 

座ってばかりいることでの影響として

・血流悪化

代謝悪化

狭心症のリスク

心筋梗塞のリスク

脳梗塞のリスク

・糖尿病のリスク

・記憶力の低下

・注意散漫

といったものがあげられます!!

 

一般の方のみならずスポーツ選手においてもパフォーマンスに影響する要因にもなってきます!!

 

 

 

これらの対策として、

よく仕事の合間に身体を動かすよう指導を受けることも多いと思います!

 

もちろん理想的には20~30分に1回立つようにいていくことが出来れば良いかと思います。 

 

しかし、実際仕事中や授業中の合間に立って動くことが難しいという方も多いかと思います。

そういった場合、なるべくその場で座った状態でなんとかしたいという方もいらっしゃるかと思います!

 

今回は、そういった場面を想定した対症療法を紹介していきます!

 

1.タップ

つま先、踵を交互に上げ下ろし

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2.股関節エクササイズ

まず両拳を押さえつけます10回

そのあと膝の外に手を置いて脚を広げます10回


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3.股関節エクササイズⅡ

左右のお尻に交互に体重をのせます!

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以上になります!

座り仕事で疲労が溜まっている人はぜひ実践してみてください!!

 

 

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投手のパフォーマンスupには下肢のブレーキの作用が必要!!

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こんばんわ!

 

投手に必要なのは下半身だということはよく言われているかと思います!

 

 

もちろん上半身も大切ですが、

今回はまわりでよく言われている下半身について説明していきたいと思います!

 

 

下半身が大事だと言ってもどんなことが大事なのか?どうやって鍛えればいいのか?

についてはわからない、興味があるという方がとても多いです!

 

 

大切な能力はたくさんありますが、

本日はステップ脚の機能に着目し、説明していきます!

 

 

ステップ脚とは

右投手であれば前に踏み出す左脚

左投手であれば右脚です!

 

 

そのステップ脚が

 

どんな力が必要か?

どうやって接地するのが良いか?

そのトレーニング方法は?

 

について解説していきます。

 

1.ステップ脚にはどんな力が必要か?

 

まず投球動作においてステップ脚に求められる能力は

『前方に踏み込みながら力を発揮すること』です!

 

 

つまり

『前方へ移動するときの体重移動によって発生する力』

           +

『踏み込みによって生まれる床反力によるカベ』

を作り出すことが大切になるということです!!

 

 

身体要素で説明すると

下肢の股関節・膝関節・足関節の3つの関節の屈曲姿勢と踏み込みの動作をトレーニングする必要があります!!

 

 

 

2.ステップ脚はどんなふうに接地するのか?

 

ステップ脚が接地するときの股関節・膝関節・足関節の位置関係は以下の写真のようになります。

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注目したいのが膝の位置と角度です!

 

ここで膝は

・横から見た時に地面に対して約70~80°程度の曲がりであることが多いです!!

また

・前から見た時に地面に対して素直になっていることも大切です!!

 

接地の際の良くない例、力が伝わりにくい例としては

 

・膝の曲がりが強すぎる

・前から見て膝が垂直でなく傾いている

 

といった特徴があります!!

 

力を効率よく、かつパワーが出やすい動きにするためには接地の方法に注意する必要があります。

気になる方は一度動画や写真をとってみてください!!

 

 

3.トレーニング方法は?

 

内容としては以下に写真で示したような形のランジ動作です!

スクワットのようなトレーニングでは投手に必要な下肢筋力をつけることはできますが、前方へ移動しながら力を発揮する能力をつけることはできません。

 

 

【方法】

①台の上に置いた状態から股関節を深く曲げ、膝は70~80°程度まで曲げ踏み込んでいきます。

②踏み込みつつ、そこから素早く伸展方向に切り替えしていきます!!

③この股関節の屈曲・伸展の動きを起点に、膝・足関節が伸展していきます。

④写真の動きを何度も繰り返していきます!!

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このような素早し屈曲・伸展の切り返しが床反力によるカベを作り出します!!

 

 

 

 

 

以上、投球に必要な下肢の能力とそのトレーニングについて説明してきました!!

 

ぜひ皆さんも実践してみてください!!

 

*参考文献

 

 

 

 

 

投球でトップにいくまでに肩を後ろに引きすぎてしまう人のためのトレーニング

 

 

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こんばんわ!

 

今回も投球動作での問題に対するトレーニングを紹介させていただきます!

 

 

投球動作中、トップポジションにいくまでに肩を後ろに引きすぎてしまう選手をみることがあると思います。

私自身病院や現場で対応する際、ときどきそういった動作を行う選手を見かけます!

 

また、選手自身、チームスタッフや指導者の方々から腕を引きすぎだと指摘を受けたことがあるという方もいらっしゃるかと思います。

 

 

こういった動作もパフォーマンスや怪我への影響が考えられるものの1つです!

 

これから肩を後ろに引くとはどういうことなのか?といった内容から、動作から生じる影響、その対処・改善のためのトレーニング方法を紹介していきます!

 

 

1.肩を後ろに引くとはどういったことか?

 

まず、この動作がどういう特徴を示すものなのかについて説明していきます!

 

写真にあるように

腕を挙げていく際

体幹(両肩を結ぶ線)から腕が大きく後ろに偏位してしまう』といった現象です!

 

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つまり、写真のように体幹と肩が一体になっておらず、体幹から完全に肩の動きが逸脱してしまっているような状態です!

 

 

なぜこういった動きを行ってしまうのか?

こういった動きを行う選手の特徴として、

 

・この時期で肩の内旋が強い(腕を強く内に捻る)

・肩が緩い

体幹の回旋の可動域が低い

・肩-体幹の連動性が悪い

・広背筋が強い(過剰に働く)

 

というものがります!!

 

2.肩を後ろに引くことでの影響は?

 

肩を後ろに引くことでパフォーマンス、怪我に対して影響が出ます!

 

どういったものか、

 

・肩の後ろの組織(筋など)の柔軟性がより低下する

・肩の前の組織(筋など)が緩くなる

体幹から肩への連動性が悪くなる

・広背筋が過剰に緊張する

・肩が挙がりにくくなる

 

以上の影響があり肩、肘へのストレスが生じ怪我をしたり、球の勢い・力が逃げてしまうといったことが考えられます!

 

パフォーマンス、怪我予防を考えるうえで修正していく必要がある動きであることがわかります!

 

 

 

 

3.動作を修正するためにはどうしたらいい?

 

では、最後にこの動作修正に向けたトレーニングを紹介していきます!

 

 

 

 

体幹ローテーション

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体幹–肩ローテーション

 

体幹–肩連動トレーニン

youtu.be

 

・MB回しランジ

youtu.be

 

 

以上

投球動作で腕を後ろに引きすぎてしまうせ選手に対しての内容を説明してきました。

 

動作で気になる方はぜひ実践してみてください!!

 

 

動作分析等をご希望いただく方は、コメントや以下のSNS等からご連絡ください!!

 

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