Tanimoto Takahiroのトレーナーnote

私自身の野球現場での活動(治療、トレーニング、コンディショニング)についてや、トレーナー活動を続けるために大事だと思ったこと、嬉しかったことや苦労したことなど普段の気づきをブログにしています!

投球中の注意点!! 関節が緩い選手は山なりのボールに注意!!

 

f:id:t-tanimoto:20190806230126j:image

今回は肩の機能と投球での注意点について説明していきます!!

 

 

 

 

怪我をした後は段階的に投球を行っていくことが多いと思います。

 

そこで、身体の機能が改善したら大丈夫というわけではなく、投球開始して以降の投球の進め方にも注意をしなければいけません。

 

今回は、肩の機能の特徴によってどのような事に気を付けて投球を進めていく必要があるのかについて説明していきます。

 

肩の機能で注意する必要がある特徴として重要なのが

 

『肩の緩み』 です!!

 

肩の緩みがある選手は投球の方法によっては症状が悪化しやすることがあります!!

 

 

 

まずキャッチボールの方法による身体への影響について説明します。

①緩い山なりのキャッチボール・ピッチング後のダウンキャッチボール

 特徴:山なりの緩い球で柔軟性が高まりやすい

    ピッチングで硬くなった身体を緩めるために用いることが多い

 

②短い距離で強度の強いキャッチボール

 特徴:強く身体を使うため関節の締まりが出てくる

 

 

これらの特徴を考えると、

もともと肩の緩い選手が山なりでキャッチボールばかりをしていた際、

さらに関節の緩みが出やすい!!

 

さらにこの緩みが継続されると投球の負荷をなかなか挙げていけなかったり、強い球を急に投げた時に痛みが出るといった影響も考えられます!!

 

以上のことからも、

肩の緩い選手の場合は山なりのキャッチボールのみならず、短い距離で強い球を投げ関節を絞める方法を組み合わせていく必要があると考えています!!

 

 

Twitterにて野球に関する知識、トレーニングについて発信しています!!

ぜひ下記URLよりご覧ください!!

谷本貴裕/ 野球トレーナー (@takahiro14t) on Twitter

また、note でもブログでは書いてない内容の記事も出しています!

トレーナー谷本 貴裕 『野球note』|note