野球選手に生じる肩の機能のインバランスによるインピンジメント障害
こんばんわ!
野球選手の中で、肩のインピンジメント障害による痛みを訴える人は多いと思います!
なぜ、インピンジメントが生じるのか?
原因としては、肩の後下方組織の硬さや肩峰下の癒着などによるものなどさまざまです!
今回はその中でも肩の筋肉のインバランスによるインピンジメント障害について説明していきます!
まず、肩の筋肉のインバランスによるインピンジメント障害では、肩甲上腕関節の状態、肩甲胸郭関節の状態がポイントになってきます!!
それぞれの機能、必要な動きを解説します!
肩甲上腕関節について、、
ここでは上腕骨頭が一定した運動軸で運動を行なわなければいけません!
この骨頭が安定した運動を行うためには腱板の収縮能力が必要になります!
この腱板の中でポイントになるのは
・棘上筋
・棘下筋
・肩甲下筋
の3つです!
これらの機能低下が生じると骨頭の運動の軸がズレ、骨頭が過剰に上方に移動してしまい、インピンジメントが生じます!!
次に肩甲胸郭関節について、
ここで必要な筋肉は
・前鋸筋
・僧帽筋
です!!
中でも
肩を屈曲させるときの僧帽筋下部、外転させるときの僧帽筋中部が肩甲骨を固定させる働きを行うことが大切です!!
ここで機能低下が生じてしまうと、肩甲骨の安定性が低下し、運動時に肩甲骨が下方回旋してしまうことで、他の組織との接触が起こり、インピンジメントが発生します!!
最後にどちらに原因があるのかについてのチェック方法を説明します!!
以上、
肩のインピンジメント障害の原因(筋肉のインバランスについて)を説明してきました!!
インピンジメントによる肩の痛みがある人はどちらに原因があるのかを判断することがとても大切です!
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