野球選手の指と爪のケア どう対処すればいい?
野球選手、特に投手において
爪が割れたり、血マメが出来たりと指や爪にトラブルが生じることは多いと思います。
そこで今回は、そういったトラブルに対してどういったケアを実施していくのかを説明していきます。
1.指のケア
まずボールの握りから考え、指の中でも第2.3指に負担がかかることが多く、マメや皮膚がめくれるなどの傷害が起こります。
このようにマメや皮膚がめくれることが多い選手の場合、まずケアとして考えていかなければいけないことは皮膚がめくれないようにすることです。皮膚がめくれると、皮膚が再生するまで時間を要し、ボールが握れなくなるため、普段から指先の皮膚が乾燥しないようにしておく必要があります。
手段としては
・保湿クリームの使用
・就寝時に手袋をする
といった方法があります。
また、保湿のみでなく普段から投球による摩擦熱に慣れることも重要で、シーズンオフでもボールを握っておいたり、ボールで指先を叩くなど指先に刺激を入れておくことも予防の一つです。
2.爪のケア
爪で多いトラブルとしては、爪が割れたり、欠けたりすることです。
また、ケアとして爪切りで深くまで切ってしまうと指先にボールがかかりにくくなるだけでなく、指先への不安が増加し、かえって指にマメが出来てしまうといった問題も起こってくることがあります。
そのため爪の手入れは慎重に行う必要があります。
方法としては
・極力爪切りは使わず、爪やすりなどの道具を用いて手入れを行う
・マニキュア、爪の補強用パウダーなどを用いてコーティングする
・定期的に専門家(ネイリスト)に手入れをしてもらう
といったものがあります。
ケアだけでなく、栄養管理も重要な要素になります。
問題になることとして
・鉄不足→爪が割れやすくなる
・急激な減少→皮膚が乾燥しやすくなる
といったことがあります。
そのため、適切な栄養摂取も検討していく必要があります。
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