Tanimoto Takahiroのトレーナーnote

私自身の野球現場での活動(治療、トレーニング、コンディショニング)についてや、トレーナー活動を続けるために大事だと思ったこと、嬉しかったことや苦労したことなど普段の気づきをブログにしています!

右投手と左投手の違いは『股関節』と『体幹』!!

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 皆さんも右投手と左投手で動き方に何か違いがあるなと感じたことがあるかと思います。

 

 腕の振り?回転の仕方?など、どこに違いがあるのか!運動学的にはどうか!をしっかり知っておく必要があると思います。

 

 どこに違いがあるかでケアとしてチェックする項目、トレーニングをする内容が変わってくることがあります。

 

 今回は右投手と左投手での運動学的な違いを説明していきます。

 

右投手と比較して何よりも違うのは体幹と股関節の要素です。

体幹・股関節の何が違うのか一つ一つ説明します。

 

体幹の右回旋可動域が小さい

➡これは左投手の場合、ボールを投げる方向への回旋可動域が少ないということになります。つまりリリース~フォロースルーにかけて体幹が右方向に回っていかないということです!!

このことから考えていかなればいけないことは、この回旋不足を他の部位で補っていかなければいけないということです。

それは体幹同様大きな回旋を生み出す股関節だと考えています。この股関節の回旋を利用することで体幹の回旋を補っていくことが大切であると思います。

したがって投球動作において股関節の回旋が出ているのか、身体機能チェックであるメディカルチェックなどで股関節の機能はどうなのかより観察する必要があるのではないかと思います。

 

◇投球側股関節筋力が大きい

➡先ほど体幹の動きの不足を補うポジションだと説明した股関節ですが、左投手において股関節の機能がより発達していることがわかっています。この部位が発達していることがキレイな運動連鎖、パフォーマンスに必要な要素なのだと思います。

 

以上のことから左投手ではより股関節機能に着目した観察、介入をしていくのが良いかと思います!!

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